すべての子どもの健やかな発達を
確かな知見とテクノロジーで支える

子どもの未来が輝くための発達支援

support


発達に偏りをもつお子さんの個性を尊重し、適切な関りによって、発達における課題を解決するために保護者や支援者をサポートします。
未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長し、輝く可能性を見出される社会を願っています。 

発達が「気になる子」を支援する

Supporting for “child with concerns”
子どもイメージ

本人の“得意”“不得意”を知り支援する

発達障害は、自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、限局性学習症等の障害の総称であり、「発達障害」という診断名はありません。発達の偏りを「特性」と言います。特性の現れ方は人それぞれで、同じ診断名でも特性には一人ひとり違いがあります。その人自身の得意なことや苦手なことを知り、得意なことは伸ばし、苦手なことは必要に応じてサポートすることが大切です。

親子イメージ

親子の関係性を築く

脳細胞の成長には周囲からの適切な刺激が必要ですので、脳の成長から考えても乳幼児期の養育や教育の支援は重要です。発達障害は、生まれ持って脳の仕組みに違いがあることで生活などに支障が出てくる脳機能の障害です。親の育て方やしつけの悪さ、本人の努力不足によって発達障害になると言われていたこともありますが、それは間違いです。

発達障害とは

About Developmental Disorders

発達評価に関するWebスクリーニングシステムの開発と提供

3歳児Webスクリーニングシステム

3歳児を対象とした発達早期評価(アセスメント)を行うことができるWebスクリーニングシステムです。3歳児健診時に導入することで、半数以上見逃されてきた発達障害(特に高機能の自閉スペクトラム症や注意欠如多動症、軽度知的障害など)のリスクに気づくことができます。

アンケート調査対象

・3歳児の保護者

3歳児の「ひろこは®️システム」では、約11〜12%のリスク児を抽出します。行動観察や発達相談の必要性の目安になります。Webアンケートには、顕在化しにくい発達障害のスクリーニング(CLASP-3y)や睡眠障害の評価(JSQP)、国のアンケートを追加して実施することができます。

以下の尺度で、発達評価(アセスメント)を個人結果表として作成します。

※斉藤まなぶ他「乳幼児検診での言語に関わる障害の早期発見の検証、依存症の調査研究」
R1〜2年度厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業)分担研究報告書
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202018006A-buntan5.pdf

5歳児Webスクリーニングシステム(特許第7253782号)

5歳児を対象とした発達早期評価(アセスメント)を行うことができるWebスクリーニングシステムです。スクリーニングの結果から、こどもの特性の多様性が示され、こどもと接する多様な現場での早期発達支援にご活用いただけます。

・5歳児の保護者
・教育・保育施設教職員
(教師・保育士)

3歳児の「ひろこは®️システム」では、約11〜12%のリスク児を抽出します。行動観察や発達相談の必要性の目安になります。Webアンケートには、顕在化しにくい発達障害のスクリーニング(CLASP-3y)や睡眠障害の評価(JSQP)、国のアンケートを追加して実施することができます。

以下の尺度で、発達評価(アセスメント)を個人結果表として作成します。

注)第三者機関が権利を有する尺度のライセンス料は弊社が負担いたします。

ひろこはシステムでは、スクリーニングの結果を「個人結果票」としてお返しします。スクリーニングの結果から、こどもの特性の多様性を知ることができ、こどもと接する多様な現場での早期発達支援にご活用いただけます。

個人結果表イメージ

「ひろこはシステム活用マニュアル」は、「個人結果票」の見方や保護者との面談の際の留意事項、アドバイスのポイントなどを記載しています。

マニュアルイメージ

こちらよりパンフレットのPDFがダウンロードできます。

システム導入後の支援体制に関するコンサルテーション

ひろこはシステムによる「Webスクリーニング調査」と「個人結果票のフィードバック」の後には、健診や相談などのフォローや支援のプロセスが必要となります。当社の専門職が、5歳児健診の実施方法の設計、健診事業計画の策定などを支援いたします。

子どもの発達に関わる支援者支援

支援者支援

ひろこはシステムの「個人結果票」を用いて支援を行う専門職(医師、保健師、心理師など)を対象とした研修等を行います。

保育者支援(保育者研修会)

保育者の、Webアンケートへの回答に関する説明をはじめ、「個人結果票」の見方や支援のポイント等を理解するための研修等を行います。

保護者支援(ペアレントトレーニング)

保護者が、発達特性のあるこどもとの関わり方やこどもの行動への適切な対応スキル等を学ぶペアレントトレーニング(トリプルP)を行います。

ごあいさつ

Message

株式会社弘前子ども発達支援センター
代表取締役 斉藤まなぶ(弘前大学大学院保健学研究科教授)

「未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長すること」

弊社は、発達に偏りをもつお子さんの個性を尊重し、適切な関りによって、発達における課題を解決するために自治体等を通じて、保護者や支援者をサポートします。

子どもたちは一人一人が唯一無二の存在で生まれてきます。発達のスピードは十人十色。でも、時に子どもの発達が緩やかであることに、保護者や周囲が気付くことがあります。このWEBスクリーニングは、自治体などへの相談のきっかけを作り、子どもと保護者を速やかに支援につなげる流れを作ります。

私たちは、未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長し、輝く可能性を見出される社会を願っています。

代表取締役 斉藤まなぶ写真

プロフィール

茨城県生まれ。2007年弘前大学大学院医学研究科博士課程卒業。2009年~弘前大学大学院医学研究科にて教員。2022年より現職(弘前大学大学院保健学研究科心理支援科学領域教授)。2019~2020年米国Oakland大学Human Development & Child Studies 客員研究員。

国家資格:医師・公認心理師・看護師
専門医:子どものこころ専門医・指導医、精神科薬物療法専門医、産業医
専門分野:発達障害の診断、薬物療法、認知行動療法、疫学・生物学的研究
その他:こども家庭・厚労科学研究の分担研究等 

2024年2月(株)弘前子ども発達支援センター設立 

研究内容・実績

地域と協働して子どもの健やかな発達を明らかにする乳幼児コホート研究(PDFファイル)
5歳における自閉スペクトラム症の有病率は推定3%以上であることを解明(医学研究科)
弘前大学が青森県と共同で「青森県子どもの発達支援ガイドブック」を刊行
子どもの眠り改善に向け、家庭に応じたアドバイスを自動で~弘前市での実証実験で有用性を確認~
5歳の子どもの18%に睡眠問題が存在 睡眠問題に関連のある発達特性や生活習慣などの因子を解明 ~地域の5歳児健診の結果から~

動画

幼児期に発達障害傾向を検査するスクリーニングツール(5歳児)
幼児期の発達障害支援事業(3歳児)

会社概要

会社名

株式会社弘前子ども発達支援センター

代表者

代表取締役 斉藤まなぶ

設立

2024年2月

資本金

200万円

事業内容

・自治体の検診、発達相談等における発達評価に関するスクリーニングシステム・サービスの提供

・スクリーニングシステム導入後の支援体制に関するコンサルテーション

・子どもの発達に関わる支援者に対する発達障害の早期発見、理解のための講演業務

電話番号

050-7114-9393

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