すべての子どもの健やかな発達を
確かな知見とテクノロジーで支える
子どもの未来が輝くための発達支援
発達に偏りをもつお子さんの個性を尊重し、適切な関りによって、発達における課題を解決するために保護者や支援者をサポートします。
未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長し、輝く可能性を見出される社会を願っています。
発達が「気になる子」を支援する
親子の関係性を築く
脳細胞の成長には周囲からの適切な刺激が必要ですので、脳の成長から考えても乳幼児期の養育や教育の支援は重要です。発達障害は、生まれ持って脳の仕組みに違いがあることで生活などに支障が出てくる脳機能の障害です。親の育て方やしつけの悪さ、本人の努力不足によって発達障害になると言われていたこともありますが、それは間違いです。
本人の“得意”“不得意”を知り支援する
発達障害は、自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、限局性学習症等の障害の総称であり、「発達障害」という診断名はありません。発達の偏りを「特性」と言います。特性の現れ方は人それぞれで、同じ診断名でも特性には一人ひとり違いがあります。その人自身の得意なことや苦手なことを知り、得意なことは伸ばし、苦手なことは必要に応じてサポートすることが大切です。
事業内容
発達評価に関するWEBスクリーニングシステムの開発と提供
システム導入後の支援体制に関するコンサルテーション
子どもの発達に関わる支援者支援
5歳児スクリーニングシステム
自治体の保健センター、医療機関、教育・保育施設など、子どもと接する多様な現場でご活用いただけるものと考えています。
3歳児発達WEBスクリーニングシステム
2013年および2014年に5歳児発達健診を受診されたお子さんたちの1歳半健診、3歳児健診結果を分析した結果、現状の健診システムでは発達障害の半数以上が見逃されていることが確認され、スクリーニングの活用が提案されました。
2018年から調査と分析を繰り返し、2021年に社会性発達に関する14項目の新尺度SSD14®️を開発しました(97.3%の予測妥当性)。
ごあいさつ
株式会社弘前子ども発達支援センター
代表取締役 斉藤まなぶ(弘前大学大学院保健学研究科教授)
「未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長すること」
弊社は、発達に偏りをもつお子さんの個性を尊重し、適切な関りによって、発達における課題を解決するために自治体等を通じて、保護者や支援者をサポートします。
子どもたちは一人一人が唯一無二の存在で生まれてきます。発達のスピードは十人十色。でも、時に子どもの発達が緩やかであることに、保護者や周囲が気付くことがあります。このWEBスクリーニングは、自治体などへの相談のきっかけを作り、子どもと保護者を速やかに支援につなげる流れを作ります。
私たちは、未来を担う子どもたち一人一人が自分らしく健やかに成長し、輝く可能性を見出される社会を願っています。
プロフィール
茨城県生まれ。2007年弘前大学大学院医学研究科博士課程卒業。2009年~弘前大学大学院医学研究科にて教員。2022年より現職(弘前大学大学院保健学研究科心理支援科学領域教授)。2019~2020年米国Oakland大学Human Development & Child Studies 客員研究員。
国家資格:医師・公認心理師・看護師
専門医:子どものこころ専門医・指導医、精神科薬物療法専門医、産業医
専門分野:発達障害の診断、薬物療法、認知行動療法、疫学・生物学的研究
その他:こども家庭・厚労科学研究の分担研究等
2024年2月(株)弘前子ども発達支援センター設立
研究内容・実績
地域と協働して子どもの健やかな発達を明らかにする乳幼児コホート研究(PDFファイル)
5歳における自閉スペクトラム症の有病率は推定3%以上であることを解明(医学研究科)
弘前大学が青森県と共同で「青森県子どもの発達支援ガイドブック」を刊行
子どもの眠り改善に向け、家庭に応じたアドバイスを自動で~弘前市での実証実験で有用性を確認~
5歳の子どもの18%に睡眠問題が存在 睡眠問題に関連のある発達特性や生活習慣などの因子を解明 ~地域の5歳児健診の結果から~
動画
会社概要
- 会社名
株式会社弘前子ども発達支援センター
- 代表者
代表取締役 斉藤まなぶ
- 設立
2024年2月
- 資本金
200万円
- 事業内容
・自治体の検診、発達相談等における発達評価に関するスクリーニングシステム・サービスの提供
・スクリーニングシステム導入後の支援体制に関するコンサルテーション
・子どもの発達に関わる支援者に対する発達障害の早期発見、理解のための講演業務
NEWS
- 2024.8.27
- 2024.8.20
- 2024.8.16